Chararina 上で動作するキャラクターを製作する方法は、次の2つに分けることができます。
A.「キャラクターメーカー」(※)を利用して製作する
B.「PDK」を利用して製作する
B については、さらに以下のように分けることができます。
B-1.公開されているサンプルキャラクターを改造し、自分の思うように作り変える
B-2.はじめから製作する
A. については、ペルソナウェアの開発元であるプラエセンス社より「キャラクターメーカー」が提供されています。このソフトウェアを使えば、ノンプログラミングでキャラクターを作る事ができます。しかしこのソフトウェアで作られたキャラクターは、同社の公開するサンプルキャラクター「タイヤネコ」とほぼ同じものになります。
つまり、キャラクターメーカーによる作成は、サンプルキャラクターとよく似たものを生み出します。キャラクターメーカーでの作成は、セリフや画像の変更と機能の取捨などを行えますが、サンプルキャラクターの枠からはみ出ることはできません。
そこで、もっとサンプルとは違ったことをさせたいな、と思った時にプログラミングの知識がいくらか必要となります。このガイドにおいては、ノンプログラミングでのキャラクター作成については否定的です。(キャラクターメーカーの使い方が知りたかったのに、という方、ごめんなさい。このガイドではキャラクターの作成に必要なあらゆる要素について習得できるよう、サポートしてゆくつもりです。)
(※) しかし、キャラクターの持つ立ちふるまいのまとめを考えた場合、非常に理解しやすいソフトウェアです。 例えば、起動した時に何といって挨拶するかの「台詞集」や、 午前1時に呼んだら不機嫌な言葉を返すなどの「場合分け」の情報がわかりやすく提供されます。それゆえ、キャラクター作成に行き詰まったときにキャラクターメーカーを参考にすることはとても有意義だといえるでしょう。
このエントリは2006年12月22日金曜日の0:28:42 にキャラクター作成 入門編分野として掲載されました。コメント, またはトラックバックをどうぞ。